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2つの「3つのロマンス」

先日の丸ビルでは、シューマンの「3つのロマンス Op.94」を演奏しました。オーボエの音色と親しみやすいメロディがぴったりで、大好きな曲の一つです。
「オーボエの音色が、暗いメロディを より淡いものに変えている」
―そんな一文を読んだのですが、本当にその一言に尽きる気がします。

シューマンを好んで聴けるときは、自分自身が安定している時が多いです。
シューマンは音楽に対して、そしてこの世のもの全てに対しての「没入」力というものがとりわけ深く、自分があまり元気じゃないと、どこまでも引きずり込まれるような感覚に陥るのです。

シューマンにもう少し、今で言う「鈍感力」があったら、心身共に元気で、妻クララと子供たちに囲まれて幸せに暮らせていたかもしれません。その代わりあの不安定で美しい音楽は生まれなかったでしょうけど。。

そんな「3つのロマンス」ですが、もう一つの「3つのロマンス」というものが存在します。
クララ・シューマンの「オーボエとピアノのための3つのロマンス Op.22」です。
実はこの曲も一緒に演奏しようかと思ったのですが、マイナーなため楽譜がどこにもなくて・・・bearing

夫の作風とどこか似通っていて、ロマンティックな上に女性的な温かさと優しさが加わっています。わたしは特に3曲目が好きで、ピアノの流れるようなアルペジオの上で オーボエが羽を伸ばすように、儚げに歌います。

夫ロベルトもブラームスも、大事な作品の発表前は必ずクララの前で弾いたそうです。世間では「女性」という理由で作曲家として認められませんでしたが、大切な人たちからは信頼されていたクララ。その音楽性と人間性の高さ、そして温かさに 同じ女性として
憧れますshine

ぜひ 2つの「3つのロマンス」 聴いてみてくださいnotes

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コメント

こんにちは

お元気そうでなによりです。
Yukoさんのタイトル’2つの「3つのロマンス」’花マルです。

シューマンは作品がリートから交響曲まで、ほとんどのジャンルに美しい旋律の曲が大変多く、そのことがある意味で音楽を専門としていない人には解りづらいところがあります。そうした中で、私はシューマン晩年の大作「チェロ協奏曲イ短調Op.129」が好きです。 何度も繰り返されるテーマ(クララのテーマというのでしょうか)は、彼の人生そのもののような哀調を帯び、その大胆さと繊細さの‘うねり’に思わず戦慄を覚えることがあります。このテーマ、クララの‘友人以上で恋人未満’のブラームスも良く使っていますよね♪!

ところで、クララ・シューマンの3つのロマンスop.22の楽譜(フルート版、恐らくオーボエ版と同じ?)を見つけました。今週中に入手できますのでお送りします。
何かの機会に、演奏して下さいね ♪♪

hiroo

hiroo様

こんばんは!
わたしもチェロ協奏曲、大好きです。デュプレのレコードを良く聴いていました・・・どうしてあんなに美しい転調やメロディを生み出すことができるのか、彼の頭&ハートの中をのぞいてみたいです(笑)

クララ・シューマンの楽譜、ありがとうございます!実はブログを見てくださっている別の方からも、ヴァイオリン版(オリジナル)のフリー楽譜データをいただきました。
フルート版もあるのですね!ぜひぜひ演奏したいと思います。(3月に丸ビルで・・・?!)

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コンサート出演情報

  • ♪サロンコンサート
    ☆4月30日(日) 15:00
    共演:北村 貴子(オーボエ)、北村 一平(コントラバス)
    カフェ・ターブル・ビジュー(湘南台)
    お茶ケーキ付 2000円
    ご予約 Tel.0466-46-0121
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