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パラダイム・シフト!

最近よく耳にする言葉で、とても興味があります。ぴったり当てはまる日本語が思い浮かばず、平たく言えば「変革者」でしょうか。

クラシック音楽家の世界でも、パラダイムシフターが求められています。

今までの演奏家の成功の王道といえば、名のある教授に師事するのがマスト、有名コンクールで入賞し、多方面からのバックアップを受け、音楽事務所に所属、演奏機会が増えていく・・・という仕組みです。でもこの方法は、ほんの一部の人だけにしか当てはまりません。
それなりに有名なコンクールで一度優勝しても、かなり上手いはずなのに、自分から行動を起こさない(起こし方が器用でない)が故に、家で寂しく弾いたり、別の仕事をしている人も少なくないのです。

ものすごくピアノが上手くても、自分の 「売り」 と 「売り込み方」 のノウハウを知らないと、これからは世に出ることは厳しくなると感じます。実際 「この人より上手な人、いっぱいいるよね・・・?」 と
いうような人が、一般的に有名だったりします。きっとその人は セルフ・プロデュース力に長けているのです。(もちろん、運の良さやそれ以外の要因もあります)

まずはいったんレッスンや練習から離れて、外の世界に触れる。一般の人がどんな音楽を求めているか、クラシック音楽に何を求めているかを観察する。どんなコンサートが人気なのか研究する。そして自分自身に戻り、自分の「強み」や「魅力」を開拓していく。音大生は就活しないので、「エントリーシート」で自己分析する機会もありませんでした。こういったピアノから離れた作業も、これからのピアニストには必要なのではないでしょうか。

そして
自分が目論んでいるパラダイムシフトは、「伴奏者」の存在です。今まで「伴奏者」というのは脇役、チラシに顔が載らなかったり、プログラムに名前が載らなかったりするような存在で、お客さんからもあまり注目されませんでした。そしてソリスト側からも 「上手く弾ければ自分のおかげ、失敗すれば伴奏者のせい」・・・というジョークが欧米ではあるぐらい、酷い扱われようでした。
でも日本の音楽の質が上がるとともに、これからは伴奏者→「アンサンブル・ピアニスト」という専門職の需要も自ずと伸びるのではないかと考えています。ソロの片手間では務まらなくなると思います。

私も自分を敢えて偉そうに「アンサンブル・ピアニスト」と、
名乗っています。伴奏者でも何かが出来る、きっと何かが興せる!と思って活動しているので、「アンサンブル・ピアニストってなに?」と一般人に聞かれると、知ってもらえる良いチャンスとばかりに説明します。いわば「アンサンブル・ピアニスト」と書かれた看板を背負って、みんなに宣伝しているようなものです。
最近やらせて頂いている丸ビルアンサンブル・シリーズやピティナピアノ伴奏者紹介も、いわばアンサンブル・ピアニストの一種の宣伝です。

小さな地道な活動ではありますが、これからも広い視野を持って、クラシックの活性化に少しでも貢献できるように頑張っていきたいですrock

・・・と、ここまで書いておいて何ですが、今日ものすごく手ごわいピアノ譜が届きました。今年一番の難易度です。。。。とりあえず、当分はがっちりピアノに向かわきゃいけなそうですcoldsweats02

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コンサート出演情報

  • ♪サロンコンサート
    ☆4月30日(日) 15:00
    共演:北村 貴子(オーボエ)、北村 一平(コントラバス)
    カフェ・ターブル・ビジュー(湘南台)
    お茶ケーキ付 2000円
    ご予約 Tel.0466-46-0121
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