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2008年11月

パラダイム・シフト!

最近よく耳にする言葉で、とても興味があります。ぴったり当てはまる日本語が思い浮かばず、平たく言えば「変革者」でしょうか。

クラシック音楽家の世界でも、パラダイムシフターが求められています。

今までの演奏家の成功の王道といえば、名のある教授に師事するのがマスト、有名コンクールで入賞し、多方面からのバックアップを受け、音楽事務所に所属、演奏機会が増えていく・・・という仕組みです。でもこの方法は、ほんの一部の人だけにしか当てはまりません。
それなりに有名なコンクールで一度優勝しても、かなり上手いはずなのに、自分から行動を起こさない(起こし方が器用でない)が故に、家で寂しく弾いたり、別の仕事をしている人も少なくないのです。

ものすごくピアノが上手くても、自分の 「売り」 と 「売り込み方」 のノウハウを知らないと、これからは世に出ることは厳しくなると感じます。実際 「この人より上手な人、いっぱいいるよね・・・?」 と
いうような人が、一般的に有名だったりします。きっとその人は セルフ・プロデュース力に長けているのです。(もちろん、運の良さやそれ以外の要因もあります)

まずはいったんレッスンや練習から離れて、外の世界に触れる。一般の人がどんな音楽を求めているか、クラシック音楽に何を求めているかを観察する。どんなコンサートが人気なのか研究する。そして自分自身に戻り、自分の「強み」や「魅力」を開拓していく。音大生は就活しないので、「エントリーシート」で自己分析する機会もありませんでした。こういったピアノから離れた作業も、これからのピアニストには必要なのではないでしょうか。

そして
自分が目論んでいるパラダイムシフトは、「伴奏者」の存在です。今まで「伴奏者」というのは脇役、チラシに顔が載らなかったり、プログラムに名前が載らなかったりするような存在で、お客さんからもあまり注目されませんでした。そしてソリスト側からも 「上手く弾ければ自分のおかげ、失敗すれば伴奏者のせい」・・・というジョークが欧米ではあるぐらい、酷い扱われようでした。
でも日本の音楽の質が上がるとともに、これからは伴奏者→「アンサンブル・ピアニスト」という専門職の需要も自ずと伸びるのではないかと考えています。ソロの片手間では務まらなくなると思います。

私も自分を敢えて偉そうに「アンサンブル・ピアニスト」と、
名乗っています。伴奏者でも何かが出来る、きっと何かが興せる!と思って活動しているので、「アンサンブル・ピアニストってなに?」と一般人に聞かれると、知ってもらえる良いチャンスとばかりに説明します。いわば「アンサンブル・ピアニスト」と書かれた看板を背負って、みんなに宣伝しているようなものです。
最近やらせて頂いている丸ビルアンサンブル・シリーズやピティナピアノ伴奏者紹介も、いわばアンサンブル・ピアニストの一種の宣伝です。

小さな地道な活動ではありますが、これからも広い視野を持って、クラシックの活性化に少しでも貢献できるように頑張っていきたいですrock

・・・と、ここまで書いておいて何ですが、今日ものすごく手ごわいピアノ譜が届きました。今年一番の難易度です。。。。とりあえず、当分はがっちりピアノに向かわきゃいけなそうですcoldsweats02

寒い日はコンサートへ・・・

最近ホントに寒いですね。特に家の中が寒いです。ブルブル・・・wobbly こんな時、セントラル・ヒーティングに憧れます。とりあえずあたたかい温泉に入りたいと願っているこの頃ですspa

来月+再来月は、4つのコンサートに加えてコンクールや試験の伴奏もあり、何よりも譜読みしなきゃいけない曲が約30曲・・・。どうやら師走の忙しさにしっかり仲間入りしそうです。寒さにだけは負けないよう、がんばりますっangry

せっかくなので、今後出演予定のコンサートをご案内します。なんと全て入場無料。イベントフルのこの季節、デートやお買い物がてら、ぜひぜひ遊びに来てくださいね♪

◇12月21日(日)・・・こちらは、丸ビル第8回目。いつもの35階、イブの3日前に、クリスマス色のコンサートを企画予定です。共演ゲストはフルート奏者の永江真由子さん。うっとりするほどの美人さんですheart02初共演なので、今からとても楽しみです。

◇12月29日(月)・・・丸ビルが主催する年末の音楽のお祭り、ガラ・コンサートにちょこっと出演します。このガラ・コンサートは翌年のラ・フォル・ジュルネを紹介するイベントでもあるみたいです。場所は1階丸キューブ、共演して下さるのは「アンサンブル・シリーズ」でもおなじみ、オーボエ奏者の本間正史さんです。時間はまだ未定なので、そのうち右の情報欄にupします。

◇1月11日(日)・・・丸ビル第9回。大人気だった第1回の素敵なヴァイオリン姫、小池彩織さんが再登場します。ぞろ目なので覚えやすい日にちです~scissors

◇1月21日(水)・・・アグネスホテルのランチタイムコンサートに再び出演させて頂きます!Yuko、かれこれ3度目です。今回の共演は5月のLFJで好評だった素晴らしいメンバーで、「岩の上の羊飼い」などを演奏予定です。

ちなみにアグネスは、外資系ホテルが独占する中、2年連続堂々のミシュラン入りしましたshine あのCozyなアットホーム感は、他のホテルにはないんですよね・・・catface
(ちなみにAGNESの名前の由来は、支配人さんの名前をひっくり返したものなんですよflair

あちこちでイベントが多いこの季節。寒いけど積極的に外に出て、色々なことを吸収して、楽しもう!って思っていますhappy01

ファゴット+ピアノ

昨日は丸ビル本番でした。霧雨の中にも関わらず、ご来場下さいました皆様、本当にありがとうございます。

081116tree_2丸ビルは14日からクリスマス仕様になり、1階丸キューブでは巨大なクリスマスツリーが置かれていました。そして35階にも、立派なクリスマスツリーが。ちょっと匂いをかいでみたところ、残念ながら本物のもみの木ではありませんでしたが、クラシックな雰囲気の飾りがとても素敵ですshine


081116concert共演して下さった黒木綾子さんと。空間が浄化されるような、伸びやかなファゴットの音が会場に響き渡ったのではないかと思います。この会場は木管楽器の音と特に相性が良いようです。


来月はクリスマス直前、12月21日(日)の演奏になります。美しいフルートのミューズ、永江真由子さんをお迎えして、クリスマス色あふれるコンサートになる予定ですxmas

Fagottissimo

最近、めっきり寒くなりましたねsnow お店で流れるクリスマスソングが不自然に思わないくらいです。ボアスリッパやレッグウォーマーを買い集めつつ、年末に向けて譜読みや練習に勤しむ毎日ですrun

今週末は丸ビル35、ファゴット奏者との本番ですnotes
ヴァイオリン⇒フルート⇒ヴィオラ⇒チェロ⇒オーボエ⇒クラリネット⇒ファゴット。長い道を経て、この素敵な楽器を丸ビルでご紹介できます・・・!

ところでファゴットの伴奏というのは、数ある楽器の中でも特に難しいと言われています。
というのもファゴットの一番気持ち良い音域は、ピアノで言うと「1点ハ」の付近で、つまり一番音が出やすいところです。少しでも右手で鈍感な音を出してしまうと、ファゴットが聴こえづらくなります。
ファゴットとほぼ同じ音域を吹く楽器、ユーフォニアムは、ファゴットと違ってかなり大きな音が出ます。例えばモーツァルトのファゴット協奏曲やホロヴィッツのユーフォニアム協奏曲(双方で演奏可)では、楽器によって強弱をがらりと変えて弾くわけです。

ピアノがうるさくなるからといって全てをppで弾くと、どうも説得力の弱い音楽になってしまう。う~む、難しいですヨ・・・bearing。学生時代は「とにかく弱く弾いてね!!」と言うクラスメートもいました。でも音量を全部下げるのではなくて、音域のかぶる所に注意する方がいいですよね。

理想的な音、つまり、少しだけ下で支えるような強弱を 「ファゴッティシモ」 と 勝手に命名しています。上手く「ファゴッティシモ」ができるようになるには、一体何年掛かるのでしょうね・・・gawk

話を戻します。今週末の共演者はファゴット奏者、黒木綾子さんです。初共演ですshine先月末、彼女のリサイタルに行き、ファゴット・ソロの魅力を堪能させて頂きました。個人的に大好きなサン=サーンスのファゴット・ソナタをはじめ、ファゴットのために書かれた美しい作品をたっぷり演奏します。
是非日曜の昼下がりは丸ビル35階へheart02

惑星ショコラ

すごくキレイなチョコを発見!!

Planetレクラ』という素敵なショコラ専門店のものです。まるでホルストが聴こえてきそうな、リアルな惑星チョコです。

しかも 金星⇒パッションフルーツ、地球⇒ライチ など、一つ一つの味も違っていて芸が細かいんです。

食べるのがもったいないナ~cake

ヴィオラ・インタビュー

不定期で更新されているピティナ・ピアノ伴奏者紹介のコラム「アンサンブル力を鍛える!~理想のパートナーシップ」に、7月に共演させて頂いたヴィオラ奏者、青木篤子さんのインタビューが掲載されました。

本番後にも関わらず丸ビル8階にてインタビューは行われ、ヴィオラのこと、オーケストラのこと、音楽のこと・・・2時間にも及ぶ貴重なお話を聞くことができましたnotes

アンサンブル・ピアニストたるもの、自分の楽器はもちろん、共演する楽器の特徴にも精通しておいた方が良いもの。そして何より大事なのは、独りよがりな伴奏ではなく、相手と同じくらいの引き出しを用意して音楽と真剣に向き合うこと。器楽奏者の方々のピアニストへの意見は、ずしりと重みがあります。
ヴィオラという楽器についても、色々学ぶことができました。オーケストラを聴くのも楽しくなりそう!

是非、ご覧くださいcloverclover

「アンサンブル力を鍛える!~理想のパートナーシップ」

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コンサート出演情報

  • ♪サロンコンサート
    ☆4月30日(日) 15:00
    共演:北村 貴子(オーボエ)、北村 一平(コントラバス)
    カフェ・ターブル・ビジュー(湘南台)
    お茶ケーキ付 2000円
    ご予約 Tel.0466-46-0121
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