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オルガンから学ぶこと

今日は意外と身近にない楽器-パイプオルガンについてです。

パイプオルガンのコンサートに行ったことある方はご存知かと思いますが、まずとても迫力があるのが特徴です。大ホールに設置されていることが多いので、音の鳴る規模が大きい。その中でフォルティッシモなんかになると、音の渦に引き込まれるというか、とにかくその天文学的な音の広がりに圧倒されます。今まで一番スゴイと思ったのがクセナキスの「グメーオール」という現代曲で、その強烈な大音量にギブアップ寸前でした・・・。

そんなパイプオルガンは2本の手と2本の足と、何段もある鍵盤、ストップ(音のレバー)等で操ります。

裏の努力も大変。コンサートではレジストレーションという音の調整が必要で、リハーサル時間の長さで言ったら他楽器の群を抜いています。3日間ホールに缶詰は珍しくありません。会場によってオルガンが全然違うので、操作の仕方や入ってる音色、鳴り方を理解するところから始まります。そして本番は譜めくりの人がいるのかと思ったら、その人は「アシスタント」といって手動でレジストレーションを操作している大事な役割を持つ人なのです(多くはお弟子さんなど)。
ふぅ、オルガンに比べたらただ弾くだけのピアニストは楽なものだ
・・・。

ところでわたしもパイプオルガンをちょこっと習っていた時期があって、その時に学んだ奏法がピアノに随分役立っています

ピアニストが初めてオルガンを勉強する時の場合ですが、大体みんなピアノの延長だろうと気楽に考えます。でも足(ペダル)に慣れてないと、投げ出したくなるくらい難しいのです。わたしも右手、左手に次ぐ新たな概念に10回以上やめようと思いました。
専用の靴を履き、両足の爪先とかかとを使ってレガートを作ります。手を使わない練習というのはなかなか新鮮。

ピアノで言うダンパーペダルがないので、レガートなどのアーティキュレーションを全て指で行わなければいけない。フレーズを作るための音の長さにも敏感になります。親指だけでレガートのスケールを弾く練習があるんですが(親指の関節を巧みに回しながら鍵盤を滑らす)、これがピアノに結構応用できます。
ピアノや他楽器でおなじみの作曲家が書いたオルガン作品を聴くと、また新しい一面が見れて良いです。

パイプオルガンを練習する場所は限られますが、コンサートホール主催のワークショップなどはとても面白そう。ホールのランチタイムオルガンコンサートなんかもオススメです。

そしてこれからは怒涛の1週間です。がんばるぞーーーrock

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コンサート出演情報

  • ♪サロンコンサート
    ☆4月30日(日) 15:00
    共演:北村 貴子(オーボエ)、北村 一平(コントラバス)
    カフェ・ターブル・ビジュー(湘南台)
    お茶ケーキ付 2000円
    ご予約 Tel.0466-46-0121
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